先日申請していた相続登記の件で、法務局から補正通知があり、登記原因が違うということでした。
相続登記で登記原因が間違えるなんてありえるのかな？死亡日を間違えたかな？と色々と考え、問い合わせたところ以下のような内容でした。
平成００年０月０日死亡という登記原因で登記申請していましたが戸籍謄本に記載している死亡日が【平成００年０月０日頃死亡】となっているので、死亡日の後に【頃】を追加してほしいという内容でした。
【頃】という文言を見逃して登記申請していたのです。相続登記はかなりやっていますが、【頃】が入ったものはたまたま経験はありませんでしたので、あまり気にすることなくスルーしてしまいました。相続登記の登記原因の死亡日は戸籍の死亡日の記載と一致させるということなので戸籍をしっかり確認しないといけませんね。
最近は孤独死等の理由で死亡してからしばらく経ってから発見されることが多くなってきて、実際の死亡日が不明で戸籍にこのようなあいまいな死亡日の記載が増えてきているそうです。
以上、最近あった相続登記の細かい補正のお話でした。
司法書士 佐藤賢