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司法書士試験出願者数の減少

7月に入りもう少しで司法書士試験があるなあと思い、ふと今年の出願者数はどれくらいだろうと気になったので、ネットで調べてみました。すると平成25年度と比較して2863人減少の24537人ということが分かりました。ここ数年徐々に出願者数が減っているのは知っていましたが、今回はかなりの減少です。

司法書士の合否は相対評価で決まるので、出願者数が減れば合格者も減ります。そのため後々競合相手となる司法書士が少なくなるという意味ではいいですが、司法書士という資格に魅力がなくなってきているという意味では寂しいですね。

最近は弁護士をはじめとした資格業が資格を取っても就職できないとか仕事が無いとかいう報道が多くされているのでその影響かもしれません。

個人的には司法書士業界も都市部は全体の仕事量の割に資格者が増えすぎていて競争が激化しているため、もうすこし都市部の資格者は少なくてもいいかなと思ったりしていたので、出願者が減少してもむしろ適正な出願者数になってよかったのではないかと思います。